2020年1月15日、Microsoftは数十年使ってきたレンダリングエンジン「Trident」と「EdgeHTML」を、オープンソースプロジェクトの「Chromium」ベースのエンジンに正式に置き換え、新しく「Edge」をリリースしました。
特徴として、new Edgeは初期設定でトラッキングが無効になっており、多くの広告とほとんどのサードパーティーのトラッキングコードをブロックする「バランス」という設定になっています。追跡防止の設定を「厳重」にすると、サードパーティー製拡張機能に相当する機能を発揮する広告ブロッカーがインストールされます。また、既定の検索エンジンは「Bing」となっています。
拡張機能は、Microsoftから300件以上を直接入手でき、Chrome Web Storeから直接インストールするなど、他のChromiumベースの拡張機能も利用することができます。
同期設定に使われるのはMicrosoftアカウントです。設定、お気に入り、パスワード、連絡先を同期できます。履歴、開いたタブ、拡張機能もオプションで同期することができます。スマホとの同期も可能。
new Edge独自の機能として、Webアプリ型のサイトを独立したアプリとして利用するものや、Web上の情報をまとめてコレクションするものなどがあります。